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音楽とまちづくり〜やっちゃえ!ジブン

横浜都筑のまちでコミュニティカフェやったり、音楽したり。こどもたちとまちづくりしたり。

プロデューサーという仕事(おまけにローディの仕事もね)

私が尊敬する仕事に「プロデューサー」という仕事がある。ディレクターとどこが違うの?とかいろいろあると思うけど、それはウィキペディアにまかせるとして、ひとつのプロジェクトの長になる、その全責任を負う、というのがプロデューザーだと思う。

スポンサーを決めたりとか、予算の使い方とか、プロジェクトの方向性とか、誰を起用するとか、そういうことすべてに気を配り、ときには重箱の隅をつつくような細かいことまで注意を払っていながら、俯瞰できる、そんなことができるのが、すばらしいプロデューサーだ。

その昔、ポンキッキのクリスマスショーでキーボード演奏する仕事をしていたのだけど、そのプロデューサーの方に感動したエピソードがある。

クリスマスショーには、舞台に立つ、もちろんガチャピン、ムックの他、タレントさん、私たちのようなコンサートの演奏を支えるミュージシャン、ローディ、 振り付け師(このときにはラッキー池田さんだった)もいる。ステージセットを組む大道具さんや、照明、音響のスタッフ、楽屋の面倒をみて、ケータリングに 気を遣う裏方の方達、スタイリスト、ヘアメイクさんもいる。当日グッズを売るスタッフなどもいる。

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*私はショーのあと、落ちていたムックの毛を収集していた・・・(笑)


たぶん総勢100名近くのスタッフがいるのだが、クリスマスシーズンに数回行なった、ショーが終わった打ち上げのとき、プロデューサーの方は、その100人ひとりひとりの名前を呼んで、行ったことをねぎらったのだ。全員フルネームで、間違わず。

「岩室晶子さんには、トナカイの格好までしてもらい、キーボードを演奏してもらいました、ありがとうございます」というように。

うれしいよね、ひとりひとり名前を出してくれるということは。頭よすぎる、記憶力すごすぎる、そしてよく気が付く。

感動したのはたぶん私だけではないと思う。私もイベントの総監督をするときには、それを見習いたいな〜と思いながらなかなかできないでいる。
もちろん感動したお仕事ぶりは、他にもあるんだけどね。



某クイズ番組の音楽をやらせてもらっていたときにも、本当に凄腕プロデューサーとお仕事させていただき、キレキレな進行を楽しんだ。
その方がスタジオに入っただけで、空気感が変わる。ぴりぴりするのではなく、キレッキレないい感じ。私はしゃきしゃき仕事するのが大好きなので、仕事のしかたもずいぶん学ばせてもらったと思っている。


さらに・・・・「スーパーローディ」について。
感動した仕事をもうひとつ。ローディーの人に感動したことがある。
ローディは普通は、ギターならギター、ドラムならドラムというように1楽器について1人の専門家がつき、それぞれの楽器の面倒をみるのが一般的だ。
しかし、あるとき「スーパーローディ」と呼ばれる人がついてくれたときがあった。
エレキギター、ベース、キーボード、ドラムという4人のバックバントにたった一人。しかもそのときは、女子だった。その人がすごい。

ギターやベースのチューニングをする、ドラムのセッティングを手伝い、チューニングする。もちろんキーボードもシールドが絡まないようにきれいにセッティングしてくれる。

本番中私が、音源の調整をしようと振り返ってラックをいじろうとした瞬間、彼女のペンライトが調節部分のつまみ部分を離れたところから照らしていた。

休憩があり、次のステージにあがると、次の曲を演奏するプリセットにセッティングしてあった。私はなにも説明してもいないのにすごい!

コンサートのあと急いで着替えてステージに戻ると、キーボードはきれいにケースに入り、しかもいちばん運びやすい形で台車に載せられていた!!もちろんそれはキーボードだけではなく、ドラムも・・・すごすぎる。

スーパーローディのギャラは私たち演奏家より高いらしい、と聞いた。でも4人分をひとりでやる、しかも完璧にやるのだから、当たり前だな、と思った。

 

あの彼女はいまどうしているんだろう。華奢な体であんなにすごい人にはなかなか会えない。しかも楽しそうに仕事していた。

裏方でもあそこまできわめると、そりゃー楽しいだろうな。


*音楽のプロフェッショナルについてはたくさん種類があるので、また書きますね〜♪