音楽とまちづくり〜やっちゃえ!ジブン

横浜都筑のまちでコミュニティカフェやったり、音楽したり。こどもたちとまちづくりしたり。

はないちもんめ が嫌い

はないちもんめ が嫌い


めずらしく、近所から、はないちもんめをやるこどもたちの声が聞こえてきた。
私もこどものころ遊んだ。記憶にあるのは、3才まで住んでいた家のまわりの風景なので、きっと学校に上がる前の遊びだったんだ。すごいな、まだこの曲、歌い継がれていたんだ〜〜。
f:id:akikoiwamuro:20170927074819j:plain
写真は本人ですが、本文内容とは、まったく関係ありません。

私は、はないちもんめが大嫌いだった。何が嫌いというと、あの子が欲しい、あの子じゃわからん、この子が欲しい、この子じゃわからん、相談しましょ、そうしましょ、となって、誰にする??とひそひそ話合う、、、そして決まった子同士がお互いにとりあう。じゃんけんでとりあうところもあるようだけど、私たちは線を書いてそこからひっぱりっこした。

幼い私は考えすぎだったんだろうか。
はないちもんめで、最後まで自分が欲しいといわれなかったら、いやだな・・・さみしいな。でももしもずっと、呼ばれないで最後の1人になっちゃった子が、傷づいてしまうかもしれないのを見るのも苦しかった。最後の1人に自分がなっても、他のともだちがなってもいずれにしても苦しくなってしまうんだ。

だから、とにかく、はないちもんめやろう、と言われて、できればやりたくなかった。

意味もわからず、歌っていたけれど、花売りが1匁(花の単位でとても軽い)を売っているようすで、値段のまけあいの様子らしいのだけれど、一説では、こどもの売り買いを表しているとか。口減らしのため。あの子が欲しいといわれる、ねぎり、一人取られてしまう。もしも本当に人の売り買いの話だったとしたら。子ども心に怖かったり、この曲嫌いと思ったのも、見えない何かを感じていたのかもしれないな。

外国の子守歌は、お母さんが優しくこどもをあやす物がおおいのに、日本の子守歌は、ちいさな子がお母さんのかわりに赤ちゃんのめんどうをみながら歌う曲が多いので、なんか暗い。はやく寝て!!休みたいよ〜という声が聞こえてくるようだ。


写真は本文内容とは、まったく関係ありません。その昔「Cindy」と名乗って演奏していたころの私。この頃過激な格好をしていて、乗車拒否されたこともあったくらいだった・・・。