私は猫好きである。
あまりに猫好きすぎて、カルカンのCMにも出演したことがある。
とある2月22日(ニャーニャーニャーで猫の日らしい)の猫の日のイベントにいって、その日のアンケートの「カルカンのCMに出演できますか?」という項目に丸をつけたら・・・。制作会社からアプローチがあって、なんとカルカンのCMに出演することになった。
そのときにスチールがこれ!(古いっ)
マルチレコーダーが・・・これは私の自宅なので。
当時、ニュースステーションの時間などにカルカンのCMが流れたので、知り合いから次々電話かかってきたな。
この猫「たった」は、二子玉にあった「ねこたま」で行われた日本猫コンテストで準優勝したこともあった。(基本来場者人気投票のコンテストだった、芸はできないし)
私は悩める20代後半のとき、猫に救われた。
「私はなんのために生まれきたのか?」
「私が世界に役立つことなんてあるのか?」ということを悶々と考え続けていた日々。
そんなある日、猫をみていて、思ったんだよね。猫なんてなんの役にもたたない(同じペットでも犬はとっても役立つのに)、役にたとうともしていない、ただ存在するだけ。それでいいんじゃないかと。
その頃この本に出会った。
All I Need to Know I Learned from My Cat
大事なことはみーんな猫に教わった
本文もすばらしいけど、訳の谷川俊太郎さんの文章がすばらしい!!深い絵本である。
猫に着目したとたん、カルカンのCMも決まったし、不思議不思議。どんなことでも着目のしかた次第では、仕事に変わるんだよね。ちなみにこのCMで私は1日で10万円ものギャラ(当時貧乏音楽家だった私には本当にありがたかった)、猫はカルカン1年分をもらった。
招き猫って本当な気がする・・・。