音楽とまちづくり〜やっちゃえ!ジブン

横浜都筑のまちでコミュニティカフェやったり、音楽したり。こどもたちとまちづくりしたり。

魂を売ってしまった、アルプスの少女ハイジ

私は悲しい。
だって、草原を駆け回り、いつも頬をピンクに染めている、自然から学んでいるはずのハイジが、家庭教師をつけて、勉強し、他のひとを牽制したり、いやなことをいってる。おじいさんはぜったいにハイジに勉強しろなんていわないはず。「勉強なんかしないで、こどもは外で遊んでおいで」というはずだ。ひつじ飼いのペーターは、ちいさくても、もうりっぱに仕事をしていて、自立しているたのもしい男子。日々の仕事の中から、生きる力、知恵を身につけているはずだ。だから絶対に家庭教師なんかつけて受験勉強なんかしないはずだ。ハイジは受験勉強とは真逆にいる女の子だ。

あえていうなら、勉強するのはクララだろう。クララは都会の子でカラダが弱く、ハイジとお日様のなかですごしていたら、元気になった、というストーリーなんだけどね。

私がいいたいのは、大好きなハイジのイメージを勝手に大きく変えているこのCM、いったい原作者はゆるしたんだろうか。私ならこのような魂を売ることはしない。ぜったいにやっちゃいけないことをやってる気がする。

このところ、ど根性かえるひろしの大人版とか、おそまつさんとかもあるのだけど、それは大人になったアニメ主人公の話。個人的には、おそまつくんは、なるべくして、ぶっ飛んだままで大人のおそまつさんになっていて、うれしい限りだ。

こどもの頃、アルプスの少女ハイジを何度も本で読んで感動し、野原をかけまわって、ボールがみえなくなるまで遊んでた私。近所の男の子と冒険団をつくって、田んぼや野原を探検していた私。

ハイジ!そろそろもう勉強は終えて、山で学ぼうよ。

3月20日、こどもたちが遊びながらつくるまちが、まちなかに1日だけオープンします。大人ボランティアを募集しています。興味のある方は、minicityplus@gmail.com までお問合せください。
私は「遊びの中から学んできた」大人の見本です!!

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